新華網北京6月7日(記者/黎雲、劉済美)中国国防部平和維持事務弁公室及び国連平和維持部が共催する国連平和維持活動特別派遣団高官研修班は6日、北京で開講した。これは中国で初めて開かれる国連平和維持活動特別派遣団高官研修班となる。開講式では全員が起立して黙祷し、6月1日に発生したマリのPKO基地への襲撃による死亡者及び国連平和維持活動中に犠牲になったすべての隊員を追悼した。
国防部平和維持事務弁公室の南寧副主任の紹介によると、中国はPKO活動の2番目の出資国で、8番目の派遣国になっている。中国軍隊は24項目のPKO活動に前後して参加し、累計延べ3万1千人余りのPKO隊員を派遣し、現時点で2,882人の隊員が国連の9つの任務区でPKO活動及び任務に従事している。中国は国連安全保障理事会常任理事国のうち、最も多くのPKO隊員を派遣する国でもある。中国のPKO活動への参加が絶えず拡大するにつれて、国連平和維持研修業務の重要性もますます高まり、資源の共有と協力・ウィンウィンは戦略的課題となっている。国連平和維持部と協力して今回の研修班を開催するのは一つの良好な模索と試行になる。
(新華社より)
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