新華網国連6月2日(記者/倪紅梅 史霄萌)国連安全保障理事会及び国連事務総長潘基文は1日にいずれにも声明を発表し、国連マリ多面的統合安定化ミッション(マリ安定化ミッション)のキャンプなどがテロ襲撃事件に遭ったことを強く非難し、犠牲となった中国の平和維持要員の家族と中国政府に深い慰問の意を申し上げた。
安全保障理事会は当日メディアに声明を発表し、5月31日にマリ安定化ミッションがマリ北部の都市ガオのキャンプで遭った襲撃事件を最も強烈な言葉で非難した。声明は、安全保障理事会は犠牲になった中国の平和維持要員の家族や中国政府及びマリ安定団に、最も深い慰問と同情の意を申し上げ、生命の危険を冒して任務を執行する平和維持要員に向けて敬意を表すると伝えている。
国連事務総長のデュジャリック報道官は1日の定例記者会見で、潘事務総長の声明を読み上げた。声明は、5月31日にマリ・ガオで国連施設にねらいを定めたテロ襲撃2件が発生し、潘事務総長はこれに対し怒りの意を表し、犠牲者や負傷者の家族及び中国、フランス、マリ政府に真摯な慰問の意を申し上げ、負傷者が一日も早く回復するように願っていると伝えている。
現地時間の5月31日夜、マリ安定化ミッションのガオにある平和維持要員のキャンプが襲撃され、中国の平和維持要員1人が犠牲となり、4人が負傷した。国連地雷対策サービス部.( United Nations Mine Action. Service)がガオに設けた作業地点も当日襲撃され、マリ人の警備要員2人とフランス人専門家1人が攻撃で死亡した。
(新華社より)
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