新華網東京6月3日(記者/華義)日本・東京電力が放射能汚染水を遮断するために福島第一原発で建設した「凍土遮水壁」が使用されてからすでに2ヶ月になるが、その一部は依然として完全には凍結していないという。東京電力は地下にセメントを流し込むなどの工法を追加せざるを得ない見通しだ。
「凍土遮水壁」とは東京電力が福島第一原発の1~4号機の周辺に建設した氷の「壁」を指し、原子炉建屋への地下水流入を防ぎ、放射能汚染水の増加を抑えるためのものだ。
日本原子力規制委員会は2日シンポジウムを開催し、「凍土遮水壁」に関する問題を公表した。東京電力の報告に基づけば、「凍土遮水壁」の97 %の観測点の地下温度は摂氏0度以下まで下がったが、一部の場所は依然として凍結していないとのことだ。
(新華社より)
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