白書は約8,600字に及び、序章と結びを除き、計7つの部分で構成される。
白書は次のように記述している。歴史は、宗教の生存と発展のために、所在する社会に適応し、本土化路線を断固として歩まなければならない。宗教間の共存と融合は、寛容と相互学習に努め、和睦で相互に向き合わなければならない。宗教と信仰の自由を実現するため、宗教戦争と衝突を遠ざけなければならないことを表明している。
白書はまた、実践を通じて次のことが立証されたと指摘している。新中国成立以降、宗教と信仰の自由の憲法原則は新疆ウイグル自治区で全面的かつ着実に実施されている。公民の宗教と信仰の自由の権利は十分に尊重され、宗教を信仰する公民の正常な宗教ニーズは効果的に満たされ、宗教界の経済発展と社会の安定の促進における積極的な作用が適切に発揮されている。政府は法に基づき、宗教事務管理能力を絶えず向上させ、宗教分野の対外交流を順調に拡大し、宗教の過激主義が浸透し、蔓延する勢いが効果的に抑制された。
白書は次のように伝えている。中国は自国の国情から出発することを堅持し、独立自主、宗教の自己運営の原則を堅持し、いかなる海外組織や個人も中国の宗教事務に干渉してはならない。中国は社会主義国で、新疆ウイグル自治区の宗教はこの時代の条件の下で存在し、活動が行われるものだ。宗教と社会主義社会の相適応を堅持することは、中国の国情の要求であり、宗教自身が生存・発展するための内在的なニーズでもある。
白書はまた次のように指摘する。現在、中国は正に小康社会の全面的に築き上げる決定的な段階にある。シルクロード経済ベルトの核心地域としての新疆ウイグル自治区は、これまでと変わることなく、平等・友好、相互尊重を基礎として対外協力や交流を展開し、異なる宗教、異なる文明間の対話と交流を促進し、相互理解と相互信頼を増進させ、世界の平和と発展及び人類文明の進歩のために、積極的な貢献を果たしていく。
(新華社より)
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