『2016年中国母子用品消費動向報告』の発表会が24日、北京で開かれました。これは21世紀経済研究院が主催し、京東ビッグデータと京東クラウドが情報を提供することによって実現したものです。
報告は「第2子出産の全面解禁にともなって、およそ1兆元規模の中国母子用品市場は高度成長の時代に入る。これにより、中国経済の潜在成長率は0.5ポイントほど上昇するほか、母子用品の消費市場が直接的な影響を受ける」と予測しました。
地域別にみると、母子用品のニーズは東部の沿海地域に集中していますが、中西部にある新興市場の持つ消費潜在力も大きいことがわかりました。
これについて報告では「母子用品の消費市場がもつ潜在力は大きく、年間の新規消費額は300億元を超え、成長率は13%になる」と見込んでいます。そのほか、毎年1月、3月、6月、11月が母子用品の消費のピーク期となることや、これら消費の8割がスマートフォンからのオンライン・ショッピングであること、国際的な有名メーカーの商品が中国の母子用品市場を独占する状態が続いていることなどが明らかにされました。
(中国国際放送局)
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