新華網北京5月17日 王毅外交部長は16日、米国のケリー国務長官の要請に応じ電話会談を行った。
王毅外交部長は次のように表明した。中米は間もなく新ラウンドの中米戦略・経済対話及び中米人文交流ハイレベル協議を開催し、またG20(20カ国・地域グループ)杭州サミットの準備について緊密に疎通・調和を行っている。双方が引き続き協力についてより焦点を当て、食い違いを適切に処理し、中米関係の健全且つ安定的な発展の勢いを維持できるよう望んでいる。
王外交部長はまた、米国側が一つの中国政策を堅持し、中米・三つの共同コミュニケを守り、台湾問題を適切に処理することを望んでいると表明した。
王外交部長は更に、次のように表明した。中国側はシリア問題に関する安全保障理事会決議第2254 号の全面的執行を支持し、国際社会がシリア国内での全面的な停戦と和平交渉の再開を実現するために行ってきた努力を支持する。中国側は引き続きシリア問題の政治的解決のために建設的役割を発揮していく。
ケリー国務長官は次のように表明した。米国側は対中関係の発展を非常に重視している。米国の台湾問題における立場は変わらず、また変わることはなく、「台湾独立」を支持しない。米国側はシリアなどの問題で中国側と調和を維持していく。 双方は意思疎通を維持し続け、海上問題を適切に処理することで合意した。
(新華社より)
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