新華網モスクワ5月4日(記者/魏良磊 胡暁光)「『一帯一盟(シルクロード経済ベルトとユーラシア経済連合)』への連携と実行が国家間の互恵協力の模範となることができることは、21世紀や今の世界にとってたいへん重要です。」ロシアの国家ドゥーマ(下院)のナルイシキン議長は中国訪問を前に新華社記者の書面での特別取材に応じた際、このように語った。
「一帯一盟」とはシルクロード経済ベルトとユーラシア経済連合を指し、2015年5月に中ロ両国が発表したシルクロード経済ベルト構築とユーラシア経済連合構築の連携と協力に関する共同声明にその名が由来する 。
現在、中国とロシアは「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」とユーラシア経済連合との連携を推進しつつある。「一帯一盟」の連携に必要な法律支援問題について、ナルイシキン議長は次のように語っている。これには共同且つ継続的な討論や専門家による審議が必要だろう。ロシア側もユーラシア経済連合加盟国議会間の協力機関が役割を果たすよう期待し、ユーラシア経済委員会やユーラシア経済連合の加盟国の執行権力機関と協力を展開できるよう期待している。「これはユーラシア経済連合との連携ですから、各加盟国の意見を考慮することがとても重要です。」
ナルイシキン議長は、これがロ中の双方が上海協力機構とBRICS諸国メカニズムの枠組みの下で業務を展開するのに有利にもなるものと信じていると語った。
張徳江・全国人民代表大会常務委員会委員長の招きに応じ、ナルイシキン議長は5月4日から6日にかけて代表団を率いて訪中し、中ロ議会協力委員会第2回会議に出席する。
(新華社より)
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