新華網ベルリン5月3日 (記者/郭洋)ドイツのマックス・プランク新陳代謝研究所は28日に声明を発表し、脂肪分の多い食事はマウスの大脳に影響を及ぼし、大脳が十分なブドウ糖を得ることができず「飢えた」状態にさせ、それが長期間続くと糖尿病につながる恐れがあることが最新の研究で分かったと伝えた。
研究者は次のように説明している。短期的にみれば、脂肪分の多い食事は短い時間に大脳に影響を及ぼし、大脳もそれに迅速に反応することになる。しかし、脂肪分の多い食べ物を長期にわたって摂取していると、「わがまま」な大脳は「飢えた」状態のため、手段を選ばないことになる。また、大脳は糖を奪うためデザートに対する食欲を刺激し、また筋肉細胞と脂肪細胞がブドウ糖の摂取を妨げ、それらに糖が細胞に入るのを促すインスリンを抵抗させる。この状況が続けば、糖尿病につながる恐れがあるとみなす理論もある。
(新華社より)
関連記事:
メーデー連休のツアー価格10%アップ 熊本地震で日本旅行に影
落ち込むファストファッション 値引き·在庫一掃のH&M GAP、ユニクロも低迷