新華網東京5月3日 (記者/沈紅輝、劉秀玲)日本の東京地検特捜部は2日、『公職選挙法』に違反した疑いで、元航空幕僚長の田母神俊雄容疑者を東京地方裁判所に起訴した。
検察庁の起訴状は次のように伝えている。田母神容疑者は2014年初めに東京都知事選に落選した後、選挙対策事務局の職員2名と政治資金を流用し、5人の運動員に280万円(約17万元人民元)の報酬を支払った。この行為は選挙立候補者による運動員の「買収」を禁止する『公職選挙法』に違反する。
田母神容疑者は2014年初めに東京都知事選に立候補し、運動員がそのために政治資金管理団体を設立し、選挙資金を調達した。田母神容疑者は今年3月、当時、調達した政治資金のうち、5,000万円(約304万5千元人民元)を超える金額が「用途不明」であることが発覚した。検察庁はその後に調査を開始し、4月に『公職選挙法』違反の疑いで田母神容疑者を逮捕した。
日本放送協会(NHK)は2日、田母神容疑者は罪状を否認したという弁護士の説明を引用している。
(新華社より)
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