地元の観光業界関係者は2日新華社記者のインタビューに応じた際、シンガポールを訪れる中国人観光客の素養は全体的に向上しているが、依然として向上の余地があるとの見方を示した。
シンガポール明鼎国際旅遊有限公司の呉娜社長は当日記者にこのように語った。中国人観光客がみだりに痰を吐いたり、勝手にごみを散らかしたり、むやみに落書きをするといった「非文明的現象」はここ数年で大幅に減少している。だが、依然として割り込み、秩序を守らない、公共の場で大声で話すなどの現象が存在している。
ある分析はこのように指摘する。東南アジアの他国に比べて、シンガポールで中国人観光客によるマナー違反の行為が明らかにされる割合は相対的に低い。その原因を突き詰めると、一方では中国人の素養の向上と関係があり、もう一方ではシンガポールが法に基づいてマナー違反の行為を厳罰に処することとも密接に関わっていることが挙げられる。
(新華社より)
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