中日民間対話の場として知られる「北京―東京フォーラム」の実施委員会が28日午後、北京で記者会見を開き、今年9月下旬に東京で第12回フォーラムを開催することを明らかにしました。
それによりますと、フォーラムの中国側の主催者「中国外文局(中国国際出版集団)」と日本側の主催者である非営利シンクタンク「言論NPO」が当日午前、北京でハイレベル事前協議を開き、議題などについて意見を交わしたとのことです。
今回フォーラムは「東アジアと世界経済」を中心に、中日両国の「戦略的相互信頼」や「相互理解」 「安定した発展」 「経済協力」などについて議論する予定です。フォーラムには「政治外交」 「経済 貿易」 「安全保障」 「メディア 文化」の四つの分科会のほか、「特別対話」が設けられます。このほかにも、恒例の中日関係に関する世論調査の結果が、フォーラム開催前に発表されるということです。
事前協議では、フォーラムでの若手パネリストの参加比率を高め、各分野、特に経済分野における実務協力に提言を行うなど、フォーラムの内容や形式を変え、両国各界の衆知を集めること、また、マスコミや世論に働きかけ、国民感情を改善することに尽力し、両国関係の改善に提言する役割を果たしていく方向で、双方の見解の一致を見ました。
のハイレベルの民間対話と交流の場となっています。2015年の第11回フォーラムからは、中国側主催者が中国外文局に替わり、新たなスタートを切っています。
(中国国際放送局)
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