新華網北京4月28日(記者/侯麗軍)中国国務院の李克強総理は27日午後、北京・中南海紫光閣で中国とインドネシアの副首相級対話第5回会議の出席のために訪中しているインドネシアのルフット政治・法律・安全保障担当調整相と会見した。
李克強総理は当面の中国・インドネシア関係の良好な発展の勢いについて肯定的に評価し、次のように表明した。中国とインドネシアは同様に人口の多い発展途上の大国で、広範な共通の利益を有し、協力の相互補完性が強く、その潜在力が莫大だといえる。両国関係の健全且つ安定的な発展は、双方の人民の福祉や中国-ASEAN関係に重要な影響力を持つだけでなく、本地域に平和と安定のシグナルを発しており、アジア経済の成長にとっても積極的な推進力となっている。中国側はインドネシアと各階層の往来を強化し、政治的相互信頼を増進し、政治的な安全分野における協力を推進して、重点分野での実務的協力を深め、互恵・ウィンウィンをより着実に実現していけるよう望んでいる。
ルフット氏は次のように表明した。インドネシアは中国を最も重要なパートナーとみなしている。中国側と緊密且つ友好的に往来し、意志疎通と協調を強化し、安全及び漁業などの分野における交流や協力を深められるよう望んでいる。また、中国側による対インドネシア投資の拡大を歓迎する。
(新華社より)
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