新華網北京4月7日 国務院の李克強総理が6日、第20回環太平洋原子力会議に向け祝いの書簡を送った。
李克強総理は祝いの書簡の中次のように伝えた。原子力科学技術は20世紀における人類で最も偉大な科学技術の成果の一つだ。原子力発電を主なシンボルとした原子力エネルギーの平和的利用は、エネルギー供給の保障、経済発展の促進、気候変動対策、国家経済と人民の生活へ幸福をもたらすことなどの面で、かけがえのない役割を果たしている。
李克強総理は書簡で次のように指摘した。中国政府は原子力エネルギーの発展をきわめて重視し、安全かつ高効率な原子力発電の発展を堅持していく。ここ数年、第3 世代原子炉技術である「華竜一号」を設計・開発し、いくつかの原子力発電所を建設し、比較的完全な原子力の科学技術システムを構築している。中国は平等互恵、協力・ウィンウィンを基礎として、世界各国と原子力の平和的利用に関する協力を展開していけるよう望んでいる。
李克強総理は会議の代表らと「原子力エネルギーが太平洋地域と世界の発展に助力する」という会議のテーマをめぐって、深く研究討議し、互いを参考にし、原子力エネルギーの安全と発展、産業協力、技術交流や人材育成を更に強化して、人類の原子力エネルギーの平和的 利用に関する事業のために共に新たな貢献ができるよう願っている。
(新華社より)
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