新華網南京4月6日 (記者/楊紹功)G20貿易投資ワーキング・グループの第2回会議が5日、江蘇省南京市で閉幕した。王受文・商務省副部長(次官)は同会議で、G20メカニズムの構築強化、世界の貿易成長の促進、多角的貿易体制の支援、グローバル投資政策での協調と協力の促進、包容力と協調性のあるグローバル・バリュー・チェーンの発展促進という5分野での提携強化を呼びかけた。
王受文副部長は次のように語った。世界の商工業界は一貫してG20が貿易投資における提携を強化するよう要求している。G20参加国の国内総生産(GDP)は世界の約85%を、貿易額は世界の約80%を占めており、世界の貿易成長に重要な役割を果たす責任と能力を有している。このことから、中国側は5分野での提携強化を提案した。第一に、G20貿易投資メカニズムの構築を強化し、G20の貿易投資提携に有力なメカニズムからの保障を提供する。第二に、G20の世界貿易成長戦略を制定し、全世界の貿易の成長を促進する。第三に、多角的貿易体制の支援により多く貢献し、多角的貿易の交渉と討論を推し進める。第四に、グローバル投資政策についての非制約的指導原則を制定し、グローバル投資政策の「破片(多元)化」現象を改善する。第五に、グローバル・バリュー・チェーン能力の構築の戦略的計画を制定し、発展途上国と中小企業がグローバル・バリュー・チェーンに参入し、そこから利益をより多く得られるよう支援する。
(新華社より)
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