標準排名研究院はこのほど「中国大陸部都市財力50強番付」を発表した。それによると、武漢市は公共財政予算の収入が全国8位で、国内総生産(GDP)の番付と一致した。武漢は最近、他の全国的番付でも名前が挙がるようになり、起業環境、観光、グリーン建築などの細分化された指標や、幸福指数などを総合的にみると、全国の中の武漢の位置づけがさまざまな角度から浮かび上がってくる。「武漢晩報」が伝えた。
同番付によると、都市公共予算収入の上位10都市は上から順に、上海市、北京市、深セン市、天津市、重慶市、蘇州市、広州市、武漢市、杭州市、成都市。武漢は8位で、省都都市の中では2位で、華中地域からは唯一のベスト10入りだった。
標準排名(標準番付)は北京卓爾標準信息技術有限公司がうち出したもので、同公司はインターネットのビッグデータの分析に基づき、ランク付けと評価を専門に行う研究機関だ。全国の地級以上の都市292カ所をサンプルとし、2015年の公共財政予算の収入データを順番に並べた。データは各都市の財政局や政務サイトのもので、特に地方の両会(人民代表大会と政治協商会議)で発表された15年の財政予算執行状況および16年の当該の級の予算草案の報告に基づいている。
同番付には各都市の15年のGDP番付も含まれ、武漢は公共財政予算収入が1245億6300万元(1元は約17.4円)、GDPが1兆955億5900万元で、どちらも全国8位だった。
専門家は、「都市の行政の級と規模、GDP、産業構造、財政・税金システムなどが財政収入の多寡に影響する。たとえば、都市の管轄下にある区や県が多くなればなるほど、都市の規模が大きくなればなるほど、財政収入が多く、GDPも多い都市になり、財力もこれに合わせて高くなる」と話す。
(人民網日本語版)
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