駅員に対するカウンセリングも実施
飛び込み自殺は、駅員にとって心の傷の原因となっている。駅員らは、「飛び込み自殺に遭遇すると、その時の状況が頭の中に何度も出現し、すぐに心の落ち着きを取り戻すのはとても難しい」と胸の内を語る。
そのような現象について、北京回竜観病院の心理的危機の研究 予防センターの専門家 李献雲さんは、「飛び込み自殺に遭遇すると、駅員は心理的影響を必ず受ける。角度を変えて問題を考えるようにしなければならず、いつまでたってもつらい思いから抜け出せないなら、専門家に助けを求めなければならない。一番大切なのは、物事を見る角度。例えば、自分のミスで飛び込んだ人をけがさせたり、死なせたりしてしまったと考えてしまう地下鉄の運転士もいる。実際には、運転士は皆、自分のミスのせいにするべきではない」としている。
(人民網日本語版)
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