海外の数々の調査結果から見ると、中国人は高級ブランドの最大の消費者であると共に、海外旅行先で当地のブランドを買うことが大好きである。では、昨年中国人観光客の人気を集めたのはどのブランドだろうか。
アメリカのベインキャピタルが昨年10月に行った調査によると、中国人は高級ブランドの最大の消費者であり、世界の高級ブランド消費の31%を占めるという。
イギリスのユーロモニターの最新データによると、フランスを訪れた中国人観光客は旅行予算の40%をショッピングに費やしたという。
「中国の消費者が世界の高級ブランド消費を牽引していることは疑いない」。アメリカのビジネスニュース専門TVチャンネルであるCNBCは14日、今回のベインキャピタルの調査を担当した一人であるフェデリカ・レバトー氏のコメントを紹介した。
中国国家旅游局の統計によると、中国国民の海外旅行人数は2015年、のべ1.2億人に達した。旅行費用は1045億ドル。昨年比でそれぞれ12%、16.7%の増加となっている。
高級ブランドの消費以外にも、中国人観光客は旅行先で、現地の人気ブランドを好んで消費している。具体的にどんなブランドかは、彼らの行き先によって決まる。
シンガポールの6Estatesのデータによると、シンガポールで中国人観光客に人気があるのはCharles&Keithだった。日本ではユニクロを買う人が多かった。アメリカではコーチのバッグが人気だった。