末期がんに侵された米国人のドリアン・マレー君(8)の「天国に行く前に中国で有名になりたい」との願いをかなえようと、中国のネットユーザーらが、万里の長城などで撮影した写真を続々とオンライン投稿したというニュースが今年初めに話題になった。そして今月8日、ドリアン君はこの世を去った。
ドリアン君の家族の友人・キャスリン・トーマスさんは、フェイスブックで、「ドリアン君は、彼を愛する人に囲まれ、無事に天国へ行った。母親と父親が彼を抱いている」と書き込んだ。
今年初め、ドリアン君が父親に「中国で有名になりたい」との願いを伝えると、数えきれない中国のネットユーザーが応援の写真をオンライン投稿し、ドリアン君の願いをかなえた。