4年前、ドリアン君は、小児がんの一種、横紋筋肉腫と診断され、がんが脳と脊髄にも転移していることが判明して、両親が治療の中止を決断した。
米ロードアイランドに住むドリアン君は、父親に「天国に行く前に中国で有名になりたい。あそこには有名な橋があるから」と話したという。有名な橋とは「万里の長城」のことのようだ。
ドリアン君の家族がフェイスブックに、「息子の願いを誰かにかなえてもらいたい」と書き込んだところ、中国のネット上でこのエピソードが一気に拡散された。
そして、多くのネットユーザーが万里の長城に行って写真を撮影し、ドリアン君一家のハッシュタグ「#D-Strong」をつけて投稿。その他の場所のネットユーザーも、応援コメントを寄せた。ドリアン君の家族はネット上で、「中国のネットユーザーの応援には本当に驚いている」と感謝を述べている。