2016年3月9日、荊楚網によると、急な腹痛で病院に担ぎ込まれた中国人男性から「黄色の血」が採取されるという事態が起きた。
病院に搬送されたのは湖北省武漢市在住の29歳男性で、「肉のない生活に喜びなどない」というほどの肉好きである上、運動の習慣もなかった。腹痛の原因となったのは12本もの春巻き。一気に平らげたところ激しい腹痛に襲われ、心配した家族によって病院に運ばれた。看護師が検査のため血液を採取して出てきたのが「黄色の血液」だった。
男性はその後、高脂血症性の膵炎(すいえん)と診断され、食事制限や薬物投与による治療を受けた。この病院の医師によると、血液が黄色く見えたのは血液の中の脂肪が原因で、30歳以下の若い世代にこの病気が増えているという。医師は「食生活の改善と運動を習慣付けることで予防できる」とも指摘した。
(Record China)
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