新華網北京3月4日 兪正声全国政協主席は3日、中国人民政治協商会議(全国政協、政治助言機関)第12期全国委員会第4回会議の開幕式で大会に向けて活動報告を行った際、人民政治協商会議の愛国統一戦線組織としての役割を、5つの面からより着実に発揮せねばならないと述べた。
そのためには第一に、中国共産党の指導を堅持すること。人民政治協商会議の仕事を着実に行うための最も根本的な条件は、党の指導を堅持することだ。人民政治協商会議に対する党の指導は、主に政治指導、思想指導、組織面の指導を体現し、中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度への堅持・改善を体現し、政治協商会議の党組織が幅広い政協委員を団結・指揮して党の路線、方針、政策を揺るぎなく貫徹・執行することを体現している。
第二に、政治的共通認識を幅広く凝聚すること。共同認識を凝集する上で最も重要なのは一致性と多様性の関係を正しく処理し、大同につき小異を残すを堅持することだ。
第三に、団結面を一層拡大させること。党外人士の民主的権利を適切に尊重し、保障するには各党派・団体の政治協商会議の共通的事務への参与に対する協議を強化し、中国共産党と党外人士による協力・共同作業を絶えず深化させねばならない。
第四に、政治協商会議が団結し、懇親を結んで任務を行うという特徴をより着実に把握すること。平等な議事を一貫して堅持し、真摯な奉仕を一貫して堅持し、良好な気風を一貫して堅持し、探索・革新を一貫して堅持して、幅広い委員により便利に職務を履行させ責任を全うさせて、政治協商会議の組織の配慮や温もりを一層多く感じさせる。
第五に、政協委員が大衆と繋がる架け橋、きずなの役割を適切に発揮すること。全国には60万人余りの各級の政協委員がおり、彼らを党の周囲に緊密に団結させ、また彼らを通じて、より多くの群衆を広く団結し繋がることによって、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するためにより大きなパワーを集めることができるだろう。
(新華社より)
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