1週間前、米アップル社の電子決済サービス「アップルペイ」が中国に導入された。これに続き、アップルと並ぶスマホメーカー大手サムスンも24日、中国でサムスンペイのモニタリングをスタートしたと発表した。記者が25日、モニタリング ユーザーとしてサムスンペイを使ってみたところ、サムスンペイはほぼ全てのPOS端末に対応しており、加盟店はPOS端末の交換 アップグレードを行う必要がなく、カード払いを取り扱っているほぼ全ての店舗でサムスンペイを利用することが可能という。北京青年報が伝えた。
モニタリングがスタートしたばかりのサムスンペイは、現時点での対応機種が「ギャラクシー S6エッジプラス」と「ギャラクシーノート5」の上位2機種に限られている。これら2機種の端末ユーザーは、システム更新に関する通知を受け取れば、モニタリングの申請を行うことができる。
サムスンペイは、建設銀行クレジットカードまたはデビットカード、光大銀行クレジットカード、広東発展銀行クレジットカード、民生銀行クレジットカード、工商銀行クレジットカード、平安銀行クレジットカード、中信銀行クレジットカードまたはデビットカードを発行している7行のみと提携している。サムスンペイの協力銀行が数少ないという問題について、サムスン側は、「現時点では、サムスンペイはモニタリング段階にあり、正式に商用化がスタートすれば、協力銀行数はやや増加する見通しだ」としている。また、サムスンは昨年12月に中国銀聯との間で協力合意を取り交わしており、これに続きより多くの銀行との提携を目指しているという。
(人民網日本語版)
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