誰もが起業に向いているわけではなく、10人に1人か2人ぐらいではないかとバダさんは言う。起業を志す90年代生まれ、00年代生まれの若者に対し、バダさんは自分の観点をこう述べる。第一はやり続けること。多くの人が途中で投げ出す。数日、数か月でやめてしまう人もいる。これでは起業は成功しない。第二は起業する分野を見極めること。自分が好きなもの、長く続けられるものに的を絞るべきだ。第三は誠意を持ってやること。最初からお金儲けをしようと考えずに、どうしたら顧客に貢献できるかを考え、サービスや商品の質を高めることを考えることだ。「こうすればお金は自然についてくるもの。こうして稼いだお金なら、着実で安心です」とバダさんは言う。