中国商務部の高虎城部長は、ドイツの経済・エネルギー相兼副首相のガブリエル( Gabriel)氏と会見した。新華社記者張帆 撮影
新華網ベルリン2月29日(記者 胡小兵)中国商務部の高虎城部長は、中国政府の経済貿易代表団を率いて24日と25日にドイツを訪問した。高部長は訪問中、ドイツの経済・エネルギー相兼副首相のガブリエル( Gabriel)氏と会見し、双方は引き続き努力し、今年の両国の首脳会合のために経済・貿易の成果を蓄積していくと表明した。
高部長は、ここ数年中独の指導者の相互訪問が頻繁で、中独の全方位的戦略パートナーシップと経済貿易協力は、いずれも新たな成果を獲得し、また良好な勢いを維持していると指摘した。高部長は、引き続き共に努力し、両国の指導者が達成した一連の共通認識や提案を積極的に実施して、今年の両国の首脳会合のために経済・貿易の成果を蓄積していくことを提議した。双方はまた、中欧貿易協力や摩擦などの議題について意見を交わし、広範な共通認識に達した。
ドイツ工業連盟(BDI)の企業家座談会に出席した際、高部長はドイツ側が関心を寄せる中国経済の新常態(ニューノーマル)、「第13次五カ年」規画、「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」建設といった議題などについて、フォルクスワーゲン(VW)、シーメンス (Siemens AG) 、ドイツ鉄道(DB )、ドイツポスト(Deutsche Post AG)といったドイツ企業の担当者と誠実な交流を行い、ドイツ工業連盟、 ドイツ商工会議所(DIHK)及びその会員企業が対中投資を拡大し、中独の地域イノベーション産業協力に積極的に参与することを奨励した。
(新華社より)
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