【新華社北京12月16日】中国経済は一体、春の川の水のように暖かいのだろうか、それとも厳寒の冬が到来するのだろうか。この問いについて、ウォール街の投資責任者たちの選択は従来より風見鶏としての意義を備えている。
データによると、投資銀行業務を展開する国際的に有名なゴールドマン・サックスが取り入れた「新興中国株」資産の組み合わせは、2015年上半期に23%の高収益を獲得した。もう一つの「伝統中国株」の組み合わせは、最も実績の高い株式でも同期収益の伸び幅がわずか2%だった。
資本市場のシグナルは、中国経済を観察し、判断するために的確な参照資料になる。今の中国経済はまさにエンジンの繰返し処理及びエネルギー転換の重要な時期にある。中国政府が各項目の改革と刷新の措置を早急に実施するにつれて、中国の新経済は次第に佳境を迎え、静かに奮い立ち、経済下押し圧力を緩和する新興エネルギーとなり、中国経済のビジョンのために、最も輝かしく明るい色を放っている。
中国経済にとって、新旧は決して分割して対立するのではなく、相互に連結し、相互に促進し合っている。まさに李克強総理が先月、『経済学人』に寄稿して次のように指摘したようにだ。「構造改革は新しい成長軸を探し出すだけでなく、在来産業の競争力の向上も含む。」
英国の投資コンサルティング会社、イコスツィート(音訳)の創始者、スミス氏は、サービス業の運命は製造業と密接に関係すると指摘する。「インターネットプラス」、「中国製造2025」などの規画が着実に進展するにつれて、中国の「旧経済」部門は火の鳥のように試練の中から再生して強くなり、時間が経過するほどに新鮮さを増し、より多くの生産型サービス企業を誕生させ、中国経済のために新しい原動力を注入することができる。
優勝劣敗、アップグレードの繰り返し処理、古いものを捨てて新しいものを採り入れる方式を通じて、中国経済にポジティブな新しい進取の気象が表れ、成長に向けた活性化、就業の機会の創設、イノベーションのけん引、環境保護の推進などの多くの方面で巨大なエネルギーが形成されている。中国の新経済の躍動的な発展状態は、全世界の称賛と期待に値する。
(新華網日本語)
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