新華網ロンドン2月5日(記者/張建華)外交部の王毅部長は4日、第4回シリア人道支援会合に出席した後、メディアの取材を受けた。
王毅外交部長は、次のように述べた。今回私はアフリカ訪問中に日程を調整して英国に来て、シリア人道支援国際会議に出席した。これは国際社会が関心を寄せる重大な問題に中国が欠席することはないのを表している。
王毅外交部長は、次のように指摘した。現在までに、我々は9回に及ぶ人道主義支援を提供してきた。習近平主席は昨年末と今年初めに一部の重要な国際会合で、中国側が今後、実施する一部の援助の手配を発表した。今回の会合でも、我々は食糧援助を再び提供し、当面の難民の差し迫った需要を緩和すると表明した。
王毅外交部長はまた、次のように表明した。外部支援は困難な状況を一時的に和らげるだけで、シリアの長期的な平和を実現することこそが、人道主義危機を解決する根本的な道になる。このため、中国はシリア問題の政治的解決を断固として支援する。
王毅外交部長はさらに、次のように述べた。我々は先ごろ、北京でシリア政府の代表と反対派の代表を迎え、個別に和平交渉を促すために働きかけ、建設的な役割を発揮した。和平交渉は一つのプロセスが必要であることに違いなく、順風満帆とはいかず、曲折が多いかも知れないと考えられる。安全保障理事会の常任理事国として、シリア人民の良き友として、中国側は継続的に独自の方法で、我々の役割を適切に発揮していく方針だ。
(新華社より)
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