新華網アディスアベバ2月1日 (記者/王守宝、李言)第26回アフリカ連合(AUC)首脳会議がまもなく開催される際、アフリカ連合委員会のインフラ・エネルギー担当コミッショナーであるイブラヒム氏が29日、新華社記者のインタビューに答えた際、中国がアフリカの道路や鉄路、港などのインフラ設備建設に投資したことは、アフリカ諸国のインフラ状況を大いに改善し、向上させたと表した。
イブラヒム氏が次のように述べた。多国間の高速道路や港、鉄道網などの建設は、アフリカの中長期現代化の発展目標の実現する上で極めて重要な条件であり、そして中国は資金と技術の面で、有力の支援を与えた。目下、アフリカ連合と中国は協力と意思疎通を強化し、昨年末に双方が中国・アフリカフォームで合意した内容を実行中だ。
2015年12月に行われた中国・アフリカ協力フォーラムのヨハネスブルグサミットで、中国の習近平国家主席は、1000億米ドルを最初の資金とする「中国・アフリカ産業能力協力基金」(China-Africa industrial capacity cooperation fund)を設立し、アフリカの産業発展、インフラ建設及びエネルギー開発などの面に支援すると表明した。
「中国がアフリカのインフラ現代化建設に果たした役割の重要性は、明らかである」とイブラヒム氏が中国に対する賞賛の意を表した。
知るところによると、この数十年間、中国はアフリカで、5000キロメートル以上の鉄道、4000キロメートル以上の道路、空港、港、会議センターなどの建設完成及び建設中の工事に援助し、アフリカのインフラ建設遅れの改善に、確実に貢献した。(翻訳/研修生馬宇寧)
(新華社より)
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