新華網パリ2月4日(記者/韓氷 朱燕)経済協力開発機構(略称はOECD)が2日に発表したデータによると、OECD加盟国の2015年12月のインフレ率が11月の0.7%から0.9%に上昇したという。
データによれば、当月のインフレ率が上昇した主な原因は、エネルギー価格の下落が緩まることにある。去年12月、OECD加盟国のエネルギー価格の下落幅は11月の10%から8.6%まで狭まり、同時期の食品価格の伸び幅は11月の1.2%から0.8%に下落した。エネルギーと食品価格の要因を差し引くと、当月のインフレ率は11月の1.8%から1.9%に上昇した。
国別に見ると、米国は去年12月のインフレ率が0.2ポイント上がり0.7ポイントに上昇し、英国のインフレ率は0.1ポイント上がり0.2ポイントに上昇した。フランスのインフレ率は0.2ポイント上昇し、ドイツと日本のインフレ率は0.1ポイント下落しそれぞれ0.3ポイントと0.2ポイントとなった。
(新華社より)
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