中国天文教育専門家、天津市天文学会理事の趙之珩氏によると、2月の天気が良ければ、中国から「金星と月の大接近」、「水星の西方最大離角」、「元宵節の満月」、「木星と月の大接近」を鑑賞できる。新華社が伝えた。
趙氏は、「一年のうち惑星が月に接近する現象は数十回発生するが、うち金星と月の大接近は最も美しい。当日未明の天気が良ければ、中国人は肉眼で東の空に、このロマンチックな出会いを見ることができる。この美しい現象は2月6日に見られる」と話した。
2月22日は元宵節で、月の鑑賞が楽しめる。趙氏は、「今年も十五夜より翌日の月の方が丸く見える。最も丸くなるのは23日の午前2時20分だ」と説明した。
2月に入り、太陽系の木星は20時以降に東から昇り、ほぼ一晩中鑑賞できるようになった。この太陽系の「巨人」は24日夜、たおやかな「月の美女」と接近し、「惑星と月の交響曲」を奏でる。
(人民網日本語版)
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