新華網台北2月3日 (記者/何自力 柳新勇)台湾「疾病管制署」は2日、ジカウイルス流行疫情指揮センターを設立し、ジカウイルスを第二類法定伝染病から第五類法定伝染病に変更したと発表した。
「疾病管制署」の職員の周志浩氏は、指揮センター会議はジカウイルス感染症を第二類法定伝染病から、エボラウイルス、MERSと同クラスの第五類新興法定伝染病に変更されたと述べた。
周志浩氏は次のように説明した。ジカウイルスはテング熱と同様に、蚊に刺されると人に伝播する。近年は温暖化によって、ウイルスを保有した蚊が急速に繁殖しているため、感染リスクが高まっている。台湾でのジカウイルスを伝播できる蚊はエジプト斑蚊と白線斑蚊だ。一般人がジカウイルスに感染した場合の症状は軽症だが、妊婦が感染すると胎児の頭部に奇形が生じたり、死亡する場合もある。
(新華社より)