新華網コペンハーゲン1月28日 (記者/石寿河、呉波)デンマーク議会は26日、賛成81票、反対27票の投票結果により難民政策の引き締めを趣旨とする法案を可決した。そのうち、難民らが所持している一定額以上の現金や貴重品を徴収することが含まれるという。
法案に基づいて、デンマーク警察は被授権によりデンマークに入国し避難を求める難民らに対し捜査を行い、また難民らが所持している1万デンマーククローネ(約9570人民元)の現金や貴重品を徴収する。ただし、指輪などの特別な意義を持つ品物などは含まれないとのことだ。
昨年の12月、当法案が議会に提出された際に、国際社会で広範な争議を引き起こしたことがあった。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はデンマーク政府のこのようなやり方が『欧州人権条約』 に違反するとみなしている。しかし、デンマーク政府は「難民政策の引き締めは難民の流入数を減少させるためで、徴収した財物も難民の関連の支出に使われると表明している。
(新華社より)
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