中国自動車工業協会は、中国の2016年通年の自動車販売台数が、約6%増の2604万台(国内が2540万台、輸出が64万台)に達すると予想した。
2016年通年の、中国自動車市場の需要は約2628万台となる。
中国自動車工業協会は、2016年の市場に影響を及ぼす有利な要素について、▽自動車の「供給側の改革」による需要拡大▽政策推進による需要の刺激▽地域市場の開拓▽SUVの好調キープ▽道路建設および都市化の推進による商用車の発展――と分析した。不利な要素については、▽マクロ経済の減速の圧力▽輸出入の伸び悩み――と分析した。
中国自動車工業協会は上述した分析に基づき、車の種類別に、▽2016年の国内セダン市場は低迷を続ける▽消費と需要の調整により、SUVとミニバンが高度成長を維持する――と予想した。
国家政策の力強い推進を受け、国内の新エネ車は2016年も高度成長を維持し、販売台数が約70万台に達する見通しだ。
その一方で、2016年の輸出台数は10%減の約64万台となる。輸入台数は20%減になる見通し。
(チャイナネット)
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