新華網広州1月12日 中国政府が経済発展の新たなエンジンとして「大衆の創業、万人の革新」を打ち出すことを提起してから、中国の創業・革新の火はすでに激しく広がる勢いを呈している。新たな創業の潮流の中で、中国の若者はさまざまなアイデアや妙想を抱き、日進月歩する商業市場で躍進し、一面の天地を切り開きたいと望んでおり、彼らの中にはますます多くの香港・マカオの青年の姿も現れている。
これらの香港・マカオの創業青年が北上(北の所へ赴き)して創業の夢を実現しようとするのは、彼らにとって、大陸部が一面の賑い栄えた土地であり、消費市場が大きく、融資状況が良く、創業コストが低くて、革新的な雰囲気が濃厚だからだ。
eコマ-ス(電子商取引)とモバイル決済の普及やクラウドコンピューティング、ビッグデータなどの新技術の運用が、正に民衆の生活様式と消費習慣を変えつつあり、無限の商業の可能性も育みつつある。革新・創業の新たなチャンスが絶えず現れ、しかも香港・マカオの青年の個人的な運命と国家発展の繋がりも一層緊密になっている。国家の「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略や「メード・イン・チャイナ2025」、「インターネットプラス」などの国家戦略の実施に伴い、いまだかつてない重要な発展のチャンスがすでに浮かび上がっている。北の所へ赴くことは、限りなく広がる世界に勝ることができるのだ。
今、「大衆の創業、万人の革新」は正に中国が社会全体の創造力を奮い立たせ、発展の新しいエンジンを打ち出す改革の着力点となっている。「第13次五カ年規画」期間に、「双創」(大衆の創業、万人の革新)を代表とする経済成長の新エネルギーを育てることは、依然として中国の発展のためには最も重要なことだといえる。香港は金融、法律、貿易、科学研究といった面で優位性を有し、大陸部は技術、人材、融資、市場といった面で優位性を有しているので、両地は創業・革新の面で、協力空間における一層の協力を展開するだろう。
(新華社より)
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