新華網貴陽1月11日(記者/駱飛)10日午前、貴陽から納雍に向かうK9563列車が貴州省畢節市納雍県納雍駅に到着した。これは工期が3年に及んだ織納鉄道が正式に開通して運営され、貨物が中心で、旅客輸送が補助となるこの鉄道が中国南方最大の無煙炭貯蔵拠点「織納炭鉱」から石炭を輸送する新ルートになったことを象徴する。
紹介によると、織納鉄道は貴州省貴六鉄道「貴陽—織金—納雍—水城」のうちの一区間で、貴陽=織金鉄道も開通し、運行している。納雍=六盘水水城鉄道は建設予定となっている。
織納炭鉱は主に畢節市織金県と納雍県内に位置し、中国南方最大の無煙炭貯蔵拠点となっている。石炭の質が良好で、石炭層が多く、厚みがあることが特徴で、硫黄と炭素の含有量が少なく、高発熱量の良質無煙炭に属する。これまでに確認された資源埋蔵量は累計165億トンを超えている。
貴州省納雍県の郭太軍副県長は、織納鉄道の開通で、納雍県に鉄道が通っていなかった歴史が終わると述べた。「織納炭鉱」の中腹に位置する納雍県は現在、石炭資源を生かして地域の重要な新エネルギー拠点へと次第に発展しており、輸送のための交通網を発達させ、エネルギーを他県に輸送したり、県内に運び込む必要がある。織納鉄道の開通によって、単一方式だった現行の地域型エネルギー輸送が一転し、開通した複数の鉄道は「織納炭鉱」からの石炭輸送の新ルートになっている。
(新華社より)
関連記事: