中国の「手話と点字の規範化に関する行動計画(2015-2020年)」が29日、発表されました。それによりますと、中国は2020年までに、段階的に手話と点字の規範化を進め、耳や目の不自由な人がより公平、平等、便利に社会生活に参加できるよう条件を整えるということです。
この行動計画は、中国で初めての、身体障がい者の言葉や文字の規範化に関する計画です。計画では、2017年に中国で公用に使われる手話と点字のリストを発表し、2020年には公用の手話と点字に関する規範を打ち出します。それによって、手話と点字の情報化を基本的に実現させ、関連法の整備を完成させるということです。
現在、中国には耳や目の不自由な人は3000万人を超えています。文化の違いなどにより、手話と点字の地域差があり、関連する人材も不足しているのが現状です。
(中国国際放送局)
関連記事: