中国農業省が29日に発表した公告によりますと、長江流域の禁漁期制度が見直され、2016年からは長江に流れる主な河川と湖、淮河の主流で、全面的に禁漁期制度が実施されることになります。
農業省の関連部門の責任者によりますと、調整後の長江流域禁漁期制度は、禁漁範囲を拡大したということです。長江に流れる主な河川および重要な湖のほとんどに適用されます。禁漁期は毎年3月1日の零時から6月30日の24時までになり、現行の3ヶ月から4ヶ月に延長されました。この期間は、長江流域の水生生物の大部分が産卵、繁殖期に当たります。
長江流域禁漁期制度が2003年から実施され、およそ10年。生物の多様性と生態バランスの保護、国の生態安全と食品安全の保障などで、重要な役割を果たしています。
(中国国際放送局)
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