『有夢不怕路遠(夢さえあれば遥かな道のりも怖くない)』新書発表会の現場で、矢野浩二さんは自伝について紹介している。
新華網北京12月30日 12月29日午後、中国で活躍している日本人俳優の矢野浩二さんの初の中国語自伝『有夢不怕路遠(夢さえあれば遥かな道のりも怖くない)』新書発表会は北京で行われた。発表会の後、矢野浩二さんは新華網の取材を受け、今回の自伝出版と中日関係について自分の考えを話した。
自伝出版の話になると、これは 「水到渠成(時機が熟せば物事は自然に成就する)」ということだと、矢野浩二さんが思っていた。彼は中国に来てもう15年となり、外国で働き、つらいことも楽しいことも味わった。日記を書く習慣があるので、彼は自分の特別な経歴を文字で記録した。豊富な資料で中国語自伝の下書きとなり、何回の改訂・潤色を通じて、「有夢不怕路遠」という名前を付けて出版できた。
自伝の中には、矢野浩二さん自身の人生経歴のほかに、中日両国の民族に対する分析や、歴史、戦争、平和についての思考も含まれている。彼は「中国で活動している日本人として、私の経歴は特別です。でもただ表面的なことだけを書きたくなく、私は自分の特殊な経歴を読者に紹介し、皆さんに色々な問題を思考させる内容を展示したいです。」と表明した。
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