木寺昌人駐中国日本大使（右から三番目）は最優秀賞の受賞者張晨雨さん（中）及び他の１等賞受賞者5人と共に記念写真を撮った。薛天依 撮
【新華社北京12月13日】日本僑報社・日中交流研究所と在中国日本国大使館に共催された第11回「中国人の日本語作文コンクール」の表彰式と日本語スピーチ大会が12月12日、北京にある在中国日本大使館で開催された。木寺昌人駐中国日本大使、段躍中日本僑報社編集長・日中交流研究所所長、今回の中国人の日本語作文コンクールに参加し、上位入賞者らが表彰式に出席した。
今回の中国人の日本語作文コンクールには、「（１）日中青年交流について―戦後70年目に両国の青年交流を考える （２）なんでそうなるの？―中国の若者は日本のここが理解できない （３）わたしの先生はすごい―第１回 日本語教師“総選挙”in中国」という３つのテーマがある。
数次にわたる厳正な審査の結果、最優秀賞の日本大使賞など計264人（作品）が入選を果たし、山東政法学院３年生の張晨雨（ちょう・しんう）さんの「なんでそうなるの？ 好きやねん、大阪」がみごと最優秀賞に輝いた。雷雲恵さん（東北大学秦皇島分校）、莫泊因さん（華南理工大学）、張戈裕さん（嶺南師範学院）、翁暁暁さん（江西農業大学南昌商学院）、及び 陳静璐さん（常州大学）は１等賞を受賞した。
2005年にスタートし11年目を迎えた今回のコンクールには、中国各地の大学や専門学校など180校から4749本に及ぶ過去最多の応募作が寄せられ、応募作が過去最多を記録したことにより、中国の若者たちの日本への関心と日本語学習への意欲の高さが示された。（記者/薛天依、沈氷潔）
