ギリシャの「聖なる山」アトス山は、女性と子供の入山を禁止しており、さらにはメスの動物の受け入れを拒んでいる。これは奇妙で驚きの規定だ。5日付英デイリー・メールが伝えた。
アトス山はギリシャ北部の半島に位置し、東方正教会の20の修道院があり、2000人以上の修道士が住んでいる。そのため数百万人の信者は、ここを世界で最も神聖な場としている。聖母マリアの船が暴風雨によってここに流れ着き、現地人にキリストに帰依するよう説得したという言い伝えがある。聖母への忠誠を示すため、女人禁制が一つの伝統となり、現在まで留められている。
アトス山の修道士と牧師は、世の中から隔絶された生活習慣を身に着けている。彼らは黒いローブを着用し、ひげをたくわえ、毎日修道院の中で聖書を読み、文書と宗教芸術品を整理している。さらに現地人のさまざまな疑問に答え、より敬虔に神を信仰するよう導いている。