(資料写真)
【新華社重慶12月22日】中国科学院重慶研究院に隷属する企業、雲従科技と上海交通大学の共同実験室はこのほど、「顔識別」型人工知能嘘発見器を研究開発したことを明らかにした。
顔識別は撮影設備を通じて人の顔の画像を収集し、人の顔の幾何学的な特徴、相対的な位置などの情報に基づき、本人を認証する一種の生物識別技術になる。顔識別は生物識別技術であるため、識別のプロセスが安全かつ自然で、コンピュータウイルス、木馬のトロイなどに盗取され難く、金融、セキュリティー、教育、医療及びスマートコミュニティーなどの多数の分野に幅広く応用できる。
中国科学院重慶研究院に隷属する雲従科技の責任者は次のように説明した。今回、研究開発した人工知能嘘発見器は、まず顔面の映像を撮影して人の顔のポイントを把握し、非接触型センサーで性別、微妙な表情、皮膚、顔色、局部温度、心拍、言語などの神経及び生理的な外的特徴を分析する。対応する唯一の関係を基に、心理を推理し、心の動きを探知するもので、従来型の情緒識別と比べてさらに進歩した。その技術的核心は「人工智能脳」であり、顔識別、言語識別、語義識別、形態識別、生理探知、智能判断及び制御の6つのモジュールを含む。このうち、雲従科技が独自に研究開発した顔識別技術は、ミリ秒級の微妙な表情を読み取ることを精確に実現できる。
(新華網日本語)
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