【新華社北京12月18日】国務院はこのほど『自由貿易区戦略の実施加速に関する若干の意見』(以下『意見』と略称)を印刷配布し、中国が自由貿易区戦略の実施加速に関する全体的な要求を提起し、自由貿易区の建設配置の一層の最適化やハイレベルな自由貿易区建設の加速を提起し、また保障システムの完備や支援メカニズムの改善及び組織的な実施の強化について具体的な配置を行った。
『意見』は次のように指摘した。自由貿易区戦略の実施加速は中国の新ラウンドの対外開放の重要な内容で、資源配分において市場に決定的役割を果たさせ、政府の役割を更に好く発揮させるよう堅持し、国内・国外の2つの市場と2種の資源を統一的に考慮し且つ総合的に運用することを堅持し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の共同建設と国の対外戦略が緊密的に繋がることをを堅持・推進し、主導的な開放と国家安全の維持を把握することを堅持し、周辺に立脚し、「一帯一路」を放射状に拡大させ、世界に向けたハイスタンダードな自由貿易区のネットワークを一歩一歩構築せねばならない。
『意見』は、自由貿易区戦略の実施を加速するには、開放拡大、改革の深化、全体的参与及び重点的突破、互恵・ウィンウィン、共同発展、科学的評価、リスクの予防・コントロールという基本原則を堅持すべきだと強調している。
『意見』はまた、自由貿易区の交渉における第三者評価制度の改善を通じて、すでに発効した自由貿易協定の実施に対する仕事を強化し、自由貿易区の建設への人材支援といった措置を強化して、自由貿易区戦略の実施の支援メカニズムを改善するよう求めている。
(新華網日本語)
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