以前まで北京・上海・広州といった一線都市で就職したいという求職者が最も多かった。しかし、ここ数年の関係データによると、この傾向には変化が生じている。求人サイト・智聨招聘が発表した「2015年中国の雇用者とホワイトカラーの需要と供給報告書」によると、経済が順調に発展し、発展の大きな見込みがある二線都市がホワイトカラーに人気の就職地となっている。北京、上海、広州、深センの四大都市の競争指数はトップ3から消え、深センが4位、北京が8位、上海が12位、広州が14位となっている。これまで最も人気だった北京・上海・広州は現在、影をひそめるようになっている。中国青年報が報じた。
上海交通大学公共関係研究センターと社会調査センターがまとめた「2014中国大学生の都市に対するイメージと就職の傾向調査報告書」によると、将来の就職地として二線都市を選んだ大学生が最多で57.2%。一方の北京・上海・広州は29.5だった。その他、三線都市は9.4%で、国外6.6%、香港・澳門(マカオ)・台湾3.1%、農村部1.6%、四線都市1.5%だった。
上記のデータから分かるように、求職者はさまざまな就職地に目を向けるようになっており、中でも二線都市の人気が上昇中だ。
(人民網日本語版)
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