【新華社プレトリア12月4日】習近平国家主席は3日、プレトリアでアフリカ連合（AU）委員会のズマ委員長と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中国側はAUとの関係発展を非常に重視し、アフリカの発展や一体化のプロセス、国際と地域の事務において発揮しているAUの重要な役割を支持する。双方は政治的相互信頼を増進し、対話メカニズムを改善し、戦略的パートナーシップを構築し、生産能力協力を足がかりとして、中国とアフリカの発展戦略の結合を推進し、アフリカがインフラ不備と人材不足という2つの発展のボトルネックの解消を優先させることを支持し、疾病予防やコントロール、人文などの分野における交流を強化して、中国・アフリカ協力の新たな注目点を打ち出さねばならない。中国側は「アフリカの問題は、アフリカ人によるアフリカの様式で解決されるべきだ」を一貫して支持し、内政不干渉の原則を堅持し、アフリカの平和維持へのAUの努力を支持し、アフリカ側と共に平和・安全の協力を強化して、重大な国際問題について意思疎通と調和を強化し、国連などの多国間の場面で発展途上国の共通の利益を守ってゆきたい。
ズマ委員長は次のように表明した。中国・アフリカ協力フォーラム（FOCAC）設立15周年の折に、習主席が南アフリカを訪問し、習主席とFOCACの第2回サミットを共同で主宰できることは、大きな意義がある。中国側の長期にわたるアフリカへの支援に感謝する。特に少し前にアフリカ諸国がエボラ出血熱に対する対策を講じた際には、与えてくれたタイムリー且つ貴重な援助に感謝する。中国側によるAUの平和維持活動における能力構築への支援に感謝する。アフリカ諸国は『アジェンダ2063』の実現のプロセスにおいて中国側との緊密な協力を強化させていきたい。
（新華網日本語）
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