【新華社北京12月1日】外国人観光客の振り替えや支払いの便宜を図るため、日本の多くの銀行が傘下の現金自動預け払い機(ATM)の改造・アップグレードを準備しているという。
日本放送協会(NHK)は29日、「セブン」銀行が12月中旬までにATMの改造を完成させ、言語に対応したサービスの増加を計画している。現段階では、当銀行のATMの操作画面は、英語、中国語、韓国語及びポルトガル語に対応しており、今回の改造でタイ語、インドネシア語を含む7言語が新たに増加すると報じた。
「セブン」銀行の上級管理職を務める松橋政秋(音訳)氏は、このアップグレードで90 %の外国人観光客に恩恵が及ぶ見通しだと述べている。松橋氏は、観光客たちが現金でのショッピングを好むことから、お客様がより便利に現金を引き出せるよう手助けすることは、日本の実体経済や観光業の発展の促進に役立つものとみなしている。
「セブン」銀行は日本・イトーヨーカ堂の子会社で、日本国内に2万台以上のATMを有し、そのほとんどがコンビニエンスストア「セブン-イレブン」の傍らに設置されている。横浜銀行や京都銀行といった他の地方銀行も、外国人観光客の現金引き出しの便宜を図るため、ATMの台数を大幅に増やしているという。
(新華網日本語)
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