【新華社上海12月1日】科学定期刊行物の出版社、自然出版グループが最近、発表した調査結果で、長期にわたり中国の懸念材料であった「人材流出」は「人材回流」に移行していることがわかった。中国の若手科学研究員から入手した最新のデータから、「海帰」(海外留学からの帰国)モデルが今後にかけてより一層、顕著化する動向が示された。
米国で理工系を専攻する中国籍の大学院生の数は1987年の1万5千人から2010年の4万3千人へとほぼ2倍増加し、中国はこれによって米国の理系博士の最多の出身国となっている。
高収入と卓越した科学研究環境が魅力となり、これらの卒業生の多くは米国に残る傾向が強い。一方で、近年は「千人計画」などの一連の海外ハイレベル人材招致計画によって、一部のオーソリティーlレベルの専門家を含む多くの経験豊富な科学者の招致に成功している。
(新華網日本語)
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