フィリピンで開かれているAPEC・アジア太平洋経済協力会議の会場に18日、中国のトップ実業家で「アリババ」の会長、馬雲氏が姿を見せ、新型WTO・世界貿易機関の創設構想を提唱しました。
馬氏は同日、APEC・CEOサミットに出席し、新しい形のWTO、いわゆる「EWTO」を創設すべきだとの主張を展開しました。馬氏は「過去20年間、WTOは大手企業にサービスを提供してきたが、今後20年は、EWTOが普通の人々を応援していく」と訴え、「インターネットや電子商取引を通じ、発展途上国や小さな企業はもちろん、すべての企業がグローバル化がもたらした利益獲得を望んでいる」と強調しました。馬氏は、アジア太平洋経済協力にとって最大のチャンスは中小企業の成長であると指摘しています。
(中国国際放送局)
関連記事: