オーストラリアの一部の学者はこのほど、米国の南中国海での巡航に加わる件について、オーストラリアは「一歩後ろに立ち」、米国の「操り人形」として見られないようにすることを提言した。
ボブ・ カール前外交部長は「これは良い提言だ。オーストラリアの現在の適切な方法は、外交的手段を通じて中国とともに南中国海の件について共同で協議し、単独行動、又は米国の南中国海での巡航に加わる承諾を行わない。」と指摘した。
ボブ・ カール前外交部長はまた「オーストラリアがこの件について、米国の警察代行を引き受けるならば、オーストラリアと中国の自由貿易協定に伴うメリット及びオーストラリア政府が実施する対中実務外交の成果がリスクにさらされる恐れがある。」と述べた。
ボブ・ カール前外交部長は次のように指摘した。英国、カナダ、シンガポール及びニュージーランドなどは、実務的かつ国益を優先した対中政策を講じ、米国の軍艦が南中国海に進入した行動に加わる意向はない。このほか,日本の外交学者サイトにはこのほど、日本は南中国海の巡航にあまり関心を寄せていないという文章を掲載した。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事:
発展戦略のドッキングを推進し、地域協力の発展を推進——国際社会が李克強総理の韓国訪問及び第6回中日韓首脳会議の出席を肯定的に評価