:
中国の経済学者「経済成長5%から6%前後でもよい」
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-10-30 09:55:52 | 中国国際放送局 | 編集: 王珊寧

  中国の有名な経済学者で、北京大学の厲以寧教授は29日、中国の経済成長率について、「現在、中国社会はポスト工業化の段階へ移行しつつあり、8%以上の成長率の維持は不可能だ。長期的には5%から6%前後あればよい」との考えを示しました。  これは厲以寧教授が29日に開かれた2015年金融街フォーラム総会で明らかにしたものです。

 国家統計局によりますと、今年の第1四半期から第3四半期のGDP国内総生産の平均成長率は6.9%。7%から下落することは2009年6月以来初めてです。

 経済の新常態(ニューノーマル)について、厲以寧教授は「新常態に順応することは、非常に重要なことだ。特に、第三次産業を主とする国内経済が順応する必要がある。この過程において、金融が重要な役割を果たすべきである」としました。そのうえで、農村改革問題の解決や公共投資基金づくり、イノベーションと創業の奨励、国有企業の改革などの必要性を挙げました。

 

 (中国国際放送局)

 

関連記事:

中国商務部は商業貿易物流の標準化を深層から推進、物流コストを大幅に低減

中国で初歩的な産業化実現 第2世代高温超電導材料

新華網日本語

中国の経済学者「経済成長5%から6%前後でもよい」

新華網日本語 2015-10-30 09:55:52

  中国の有名な経済学者で、北京大学の厲以寧教授は29日、中国の経済成長率について、「現在、中国社会はポスト工業化の段階へ移行しつつあり、8%以上の成長率の維持は不可能だ。長期的には5%から6%前後あればよい」との考えを示しました。  これは厲以寧教授が29日に開かれた2015年金融街フォーラム総会で明らかにしたものです。

 国家統計局によりますと、今年の第1四半期から第3四半期のGDP国内総生産の平均成長率は6.9%。7%から下落することは2009年6月以来初めてです。

 経済の新常態(ニューノーマル)について、厲以寧教授は「新常態に順応することは、非常に重要なことだ。特に、第三次産業を主とする国内経済が順応する必要がある。この過程において、金融が重要な役割を果たすべきである」としました。そのうえで、農村改革問題の解決や公共投資基金づくり、イノベーションと創業の奨励、国有企業の改革などの必要性を挙げました。

 

 (中国国際放送局)

 

関連記事:

中国商務部は商業貿易物流の標準化を深層から推進、物流コストを大幅に低減

中国で初歩的な産業化実現 第2世代高温超電導材料

010020030360000000000000011100381347656221