【新華社ロンドン10月22日】英国のキャメロン首相は21日、2016年から、英国を訪問する中国人観光客のビザの有効期間を6ヶ月から2年に延長すると発表した。
キャメロン首相は当日、来年から、英国を訪問する中国人観光客は有効期間が2年の観光ビザを享受できるようになる。英国政府はまた同様のビザ申請費用で10年有効のマルチビザを発行することも計画していると発表している。
キャメロン首相は、「中国は現在私たちが最も急速に成長させる観光市場の一つになりつつあり、中国からの訪問客を簡単で便利な方法で英国に来させることは、非常に重要です。よって、今日私が行った発表は英国の観光業にとっては極めて良い知らせで、英国経済にとっても極めて良い知らせであるので、私たちに中国からの観光客の購買力を一層拡大させるよう促すことができるでしょう。」と述べた。
英国観光局の最新データによると、今年4月から6月まで、英国を訪問した中国人の数は、2014年の同時期より35%増加した。中国人観光客に発行したビザ発給数は過去5年間で3倍近く増加し、中国人観光客の英国での消費額は過去5年間で326%増えたという。
(新華網日本語)
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