中国財政部は21日、国有企業の利益と売上高が共に下げ幅を拡大していることを明らかにしました。
最新データでは、今年1月から9月まで、国有企業全体の利益は約1兆7000億元(約32兆円)となり、前年同期比で8.2%低下しました。8月までと比べても下げ幅が1.6%拡大しています。また、総売上高は約33兆元(約622兆円)で、同6.1%減少。下げ幅も0.2%拡大しました。
業界では、交通や電子、電力、化学などは利益の上げ幅が拡大、石油化学、石油、建築材などは逆に利益の下げ幅が拡大しています。鉄鋼業や石炭業、非鉄金属業でも損失が続いているということです。
(中国国際放送局)
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